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窓ガラスはウィンドウフィルムを貼っていなくても設置された環境やエッジのわずかなキズなどが原因で、サッシに挟み込まれた部分から熱割れを起こすことがあります。
通常の住宅に多く使用されている5mm程度の透明なガラスならウィンドウフィルムを貼っても熱割れの心配はほとんどありませんが、濃い色のウィンドウフィルムを日射の影響を受けやすい(熱吸収率の高い)色付きガラスや網入りガラスなどに施工した場合には、熱割れが発生する可能性が高くなります。当社では使用箇所ごとに熱割れの可能性を判断させていただいておりますので、ご使用前に当社の施工・販売特約店等にご相談ください。
◎以下のページより、熱割れの可能性はこちらからシミュレーションが可能です。
⇒ https://www.mmm.co.jp/cmd/scotchtint/professional/calculation/index.html
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耐久年数の目安は内貼りで使用した場合、
◎垂直面使用 = 10~15年前後
◎垂直面以外での使用 = 5~7年前後
です。※製品は有機材料でできているため、寿命があります。上記年数は保証ではありません。
※上記の年数は、過去の実績や促進劣化試験などによる実験値をもとに推定しています。また、製品によって耐久性に差がありますので、ここに挙げた年数は目安とお考えください。
※使用環境が過酷な場合には、寿命が短くなったり、外観や性能の劣化が生じることがあります。例) 内貼 … 熱や湿気がこもりやすい環境や結露が発生する場所 等
外貼 … 海岸に近い場所 等(注:外貼りの場合、ガラス面の角度が水平に近くなるほど劣化しやすくなります。)
※外貼り用フィルム以外での外貼り使用はできません。
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3Mが認定した取り扱い施工店が承ります。
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フィルム面に硬いものが接触すると表面に傷が付く可能性があります。
金属などで引っ掻いたりしないようご注意ください。
フィルム表面にステッカーやシールを貼ったりマジックなどで書いたりしないでください。なお、メンテナンス等につきましてはこちらからご確認ください。
⇒ https://www.mmm.co.jp/cmd/scotchtint/professional/manual/after.html
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施工時の水分が施工完了後もしばらくガラスとフィルムの間にわずかに残り、小さな水泡が残ったりフィルム面が曇って見えたりするのが“水残り現象”です、この現象は水分の蒸発とともに消滅しますが、日影や気温が低い場合にはある程度日数を要することがあります。
※フィルムが正しく施工されなかった場合は、この限りではありません。
※養生期間中は、フィルムに手をふれないでください。[ 防犯性能の高い建物部品該当フィルムの養生期間 ]
施工後の養生期間は1ヶ月程度必要です(冬季や空気が滞留しやすい場所などでは2ヶ月程度必要です。)
養生期間中は本来の性能を発揮しません。
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冬場の窓際も南面などの直接日射が当たる箇所は思いのほか暑くなります。
フィルムを貼ることで窓際と室内の中央部との温度差を低減させ、快適な環境を作ることが可能です。
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ウィンドウフィルムによる飛散防止効果とはガラスが割れた際の破片の飛散・落下を防ぐものなので、ガラス自体の強度を高めて割れなくするものでは決してありません。(現在、割れないガラスはありません)。
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ウインドウフィルムで冬場の結露を防ぐことはできません。
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ウインドウフィルムは有害な紫外線を99%以上カットしますが、日焼けは紫外線だけが原因ではないので、完全に日焼けを防ぐことはできません。