【施工風景】大理石鏡面磨き工事

渋谷区青山パークタワーにて室内のリフォームに伴い、トイレの床の大理石を研磨してコーティング・目地埋め施工をして欲しいとの依頼を受けました。

磨き工事前にトイレの便器なども交換するため外されており、作業効率が格段に上がります。

磨き前

便器を外した跡が残っています。照明の灯りもボンヤリしたものになります。長年の使用により小さいキズが沢山入り、大理石の高級感ある艶がボケてしまています。これをダイヤモンドパットにてまずはキズ消しを行い艶色を上げて行きます。大理石にシミ込んだトイレの臭いが取れる事も大きなメリットです。

目地埋め施工

ひと通り磨き終えた後に格子状に貼られて大理石の目地を新しい目地にしていきます。この目地はカララントという商品になりましてフッ素が混合されているので目地からのシミ込みがないのが特徴です。通常のセメントになると目地から汚れが入り悪臭の元となりますがカララントを施工すれば安心です。色も20種類があり、どんな大理石にも対応できます。はみ出ないように格子状にマスキングテープで養生をする作業に時間掛かります。

磨き後

養生を外して完成です。最後に仕上げで大理石コーティング・セラミックコーティングを施工しました。便器の外した後も消え、照明の灯りもクリアになり新品の輝きを取り戻しました。臭いが取れた事も大きいです。石材は一度シミ込んでしまうと、拭き取りが出来ずにず~っと臭いが残るのが難点です。そうなる前に事前ニ大理石コーティングを施工しておくか、このようにシミ抜きを兼ねて大理石磨き工事をオススメ致します。